【銀行融資】城南信用金庫の不動産投資ローンについて解説。その融資条件とは?

城南信用金庫とは?

城南信用金庫は、東京都品川区西五反田に本店を置く金融機関です。営業エリアは、東京都全域、神奈川県川崎市、横浜市、相模原市、大和市、厚木市、海老名市、座間市、藤沢市、伊勢原市、綾瀬市、平塚市、秦野市、茅ヶ崎市、鎌倉市、高座郡、愛甲郡に展開をしています。東京23区内ですと、品川区、大田区、渋谷区、千代田区、中央区、港区、目黒区、杉並区、中野区、世田谷区など名前の通り「城南」エリアを中心に支店があります。1945年に創業した金融機関で、支店数は86店舗、従業員も2000名以上と比較的大きな信用金庫となっています。経営理念は、「人を大切にする経営」「思いやりを大切にする経営」の徹底とのことです。2020年5月に、不動産投資ローンについて直接支店でお話を聞く機会がありましたので、その際に担当者にヒアリングした内容を共有させていただきます。

不動産投資ローンの利用に必要な属性は?

城南信用金庫では、融資にあたって一律の年収制限などを設けていません。しかしながら、信用金庫という特性上、自宅から支店が徒歩圏内であり地域の事業主として認められる必要があるとのことです。また、不動産投資ローンについても融資はしているがサラリーマンとの兼業者に対しては消極的であるそうです。

不動産投資ローンの融資条件は?

金利
1.75%~2.30%ほどが多いとのことです。
お取引に応じてこの範囲内で調整されるとのことです。

自己資金
物件価格の30%の現金を持つことが前提となります。
フルローンは不可ですが、頭金については要相談になります。

耐用年数
原則、耐用年数以内の融資となります。
ただし、頭金として30%以上を出せる方などは例外的に耐用年数を超えての融資実績があるそうです。

融資対象となる物件
1棟物件、区分マンション、戸建てともに可能とのことです。

注意事項
物件購入前、及び購入後に1年に1回は担当者と一緒に現地確認へいくことが最近は必須のようです。また、複数物件ある場合は融資を受けていなくても現地へ行くことがあるそうです。例えば、東京23区に城南信用金庫から融資を受けて物件を持っており、別の銀行から融資を受けて名古屋にも物件を所有している場合は両方とも現地確認が必要になったりするそうです。

城南信用金庫の融資を受けてどんな物件を買えば良いの?

城南信用金庫は、地域密着型の信用金庫であり訪問した印象では不動産投資ローンにはシビアだが柔軟に対応していただけそうな感じでした。ただし、頭金として30%ほどの資金が求められるので、大きなロットの物件は難しいかと思います。一方で、築古物件への融資も難しいとのことですので、主な対象になってくるのは23区内の区分マンションに自己資金30%というオーソドックスな融資と物件の組み合わせだと思われます。仮に、1000万円以上の頭金を出せる方であれば、営業エリア内の首都圏から少し外れた築浅の3000万円ほどの1棟物件であれば土俵に乗るかと思います。

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既に不動産投資ローンを利用している方に対しても、低金利での借り換えを複数銀行へ打診可能なので併せてご検討ください。

本日は、城南信用金庫の不動産投資ローンについて解説しました。

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