【不動産投資】初心者が収益物件購入時に気を付けたいレッドオーシャンについて解説。

不動産投資で大きな成功を収めている方には、ある共通点があることをご存じでしょうか?

それはタイトルの通りでレッドオーシャンで戦っていないということです。

今回は不動産投資で避けるべきレッドオーシャンについて解説していきます。

不動産投資におけるレッドオーシャン

レッドオーシャンとは、直訳すると赤い海です。

ここでは、競争が激しく初心者が参入しても良い成果を得ることが難しい領域ということで解釈して下さい。

先ずは代表的なレッドオーシャンを紹介させていただきます。

(1) ワンルームマンション投資 @東京近郊

真っ先に思い浮かぶレッドオーシャンがこの新築・築浅の区分ワンルームマンション投資です。
このジャンルの特徴は不動産投資家のプレイヤーが爆発的に多い点です。

基本的には区分マンションは売買が頻繁であり、過去の成約価格や売出価格を参考に相場が形成されます。


すなわち、価格交渉なども制限されるため大きく儲かる物件を得るのは非常に難しいです。

売出せば誰かが言い値で買うため、プレイヤー同士が相場が下がらないように争っているレッドオーシャンだと考えられます。

(2) 築浅アパート・築浅マンション @首都圏

この分野もレッドオーシャンの一つと考えられます。


参入してくるプレイヤーが多く、その大部分は高属性のサラリーマンなどで時に潤沢な資金を持つ手練れ集団です。


初心者が良い物件を見つけても、実績のあるプレイヤーに追い抜かれて買えないことがほとんどです。

もしくは、高属性であれば不動産仲介業者が率先して動く案件なので、自分では動かない高属性の方にも先を越される可能性が高いです(外れ物件を買われているパターンも多数ですが)。

(3) ボロ戸建て @地方

この分野もレッドオーシャンの一つと考えられます。


参入してくるのは資金力はないが体力はある若者ないし、野心を秘めた低属性のサラリーマンです。


具体的には300-500万円の旧耐震物件に指値をして200万円で購入、100万円でリフォームするようなタイプです。


特記すべき点は、良い物件があれば即時に動く行動力と類いまれなる交渉力を持ち合わせている方が多い点です。


物件の床にもぐりったり、屋根裏に入ったりであらゆるリフォーム箇所を指摘し、交渉に入ります。

良い物件があったら来週見に行こうというような感覚では彼ら・彼女らに太刀打ちできません。

高利回りを追求するために週末は、ボロ戸建て内で寝泊まりする覚悟が必要です。

それを継続して20棟ほど購入し、脱サラ達成の方も散見しますが。。。。。真似できますか?

これまで3つのレッドオーシャンを紹介しました。

3つに共通していることは参入するプレイヤーが多いことと、投資物件の中でも人気のジャンルである点です。

LOVE浜松の妄想

区分マンションなら将来の資産形成に使えそうだし、生命保険の代わりにもなるようだ。

東京のマンションオーナーってカッコいいし、モテそう。

最悪失敗しても大きな金額にはならない。業者の人も親身に相談に乗ってくれるし、オーナーの会もあるみたいでイケてる!!

首都圏の築浅アパート・マンションなら属性を活かしてフルローンで買えるし、業者が全部やってくれる。お金を使わずに不労所得の達成だ。

何だかアパートが乱立しているようだが、人口増加エリアだと業者は言うし将来は安泰だろう。今後はどんどん物件を買いまして、エリート中のエリートになるぞ!!

戸建てなら現金で買えるし、借金もないし、利回り高くて投資家として自慢できる。

万が一何かあっても購入金額までだから気持ちも楽だな~。

周りは畑や田んぼだけど、将来は2倍くらいでは売れるだろう。

いや、築50年になるけどオシャレ壁紙だけ張って危ない箇所を隠しておけば低家賃探してる入居者が見つかるでしょう。戸建て最高!!

こんな妄想をしてしまうのが人間です。
そうして物件が欲しくなり、プレイヤーの志向が重なるところに人気が集まります。

これで失敗する人もいますが、妄想通りに上手くいく人もいます。

一つだけ確かなのは、上記の3つの領域はレッドオーシャンであり、初心者が付け焼刃の知識で参入すると痛い目にあう確率が高いということです。

逆に、この領域は危険という認識をお持ちの方が本格的に参入するのであれば、想定通りの結果に繋がる可能性が高いと私は考えています。

本日は不動産投資における3つのレッドオーシャンについて、記載しました。

私の取り組み中の物件は★コチラの記事★をご覧ください。

本日も最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。

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